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Genomine社は多年間蓄積して来た技術⼒を基盤としてタンパク質関連の研究サービスを One-Stopで提供しています。 迅速で正確な結果を適正価格でご提供いたします。
質量分析を使ったタンパク質の受託解析,検査・外注サービスをご要望の際は是非とも弊社にご相談ください。
※ 本サービスは研究用です。商用・臨床用途にはご利用できません |
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GENOMINEタンパク質分析サービスの特徴 |
“国内最高レベルの R&D 学術ノーハウ適用” |
・顧客に合わせてのカスタマイズ相談および実験デザイン
・経済的で効率的な high-throughput 2DE system
・2DE, Image Analysis, Mass spectrometry, Spot Identificationを含む Protein Discovery Serviceを御提供
・適正な費⽤で多様な clients protein expression profilingの御提供
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応用分野 |
Target identification & validation Diagnostic marker discovery Predictive toxicology & Diagnostics Mechanism of drug action Fermentation Process validation
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2-D Electrophoresis |
タンパク質固有の等電点によってタンパク質を分離し, 2次元分離過程でPAGEを利⽤して分⼦量別に分離する⽅法として、⾃社 開発品の24cm stripを使⽤することで分離能⼒を向上させることが可能です。
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Step1. 1st dimensional IEF
24cm length and non-linear IPG strip
Broad range(pH4-10), 2unit or 3unit ranges
(pH4.5-6.5 / pH4-7 / pH6-8 / pH6-9)
Step2. 2nd dimensional SDS-PAGE
24cm x 20cm x 1mm, 10-16% gradient gel
Step3. Staining
MALDI-compatible ammoniacal Silver staining (Detection limit 0.2ng/spot)
Colloidal Coomassie G-250 staining (Detection limit 1ng/spot)
SYPRO RUBY staining (Detection limit 1ng/spot)
Step4. Image Analysis
PDQuest Image Analysis Program
Step5.Statistical Analysis
Distance tree Analysis/Clustering Analysis
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※2DE分析サービスは Protein Identificationサービスと連携して研究者の目的に合うPackageサービスを選択して進行することもできます。
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サービス番号 |
サービス名 |
区分 |
納期(営業日) |
D3010 |
Silver Stained 2-DE Gel Plus Spot Quantification |
¥59,300 |
7~10 |
D3011 |
Coomassie Blue Stained 2-DE Gel Plus Spot Quantification |
7~10 |
D3012 |
Sypro Ruby Stained 2-DE Gel Plus Spot Quantification |
¥71,600 |
7~10 |
D3013 |
Silver Stained 2-DE Gel Plus Expression Pattern Classification |
¥89,800 |
7~10 |
D3014 |
Coomassie Blue Stained 2-DE Gel Plus Expression Pattern Classification |
¥85,000 |
10~14 |
D3015 |
Sypro Ruby Stained 2-DE Gel Plus Expression Pattern Classification |
¥100,000 |
10~14 |
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※納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。 お見積りは株式会社バイオ (www.bio-co.com) /mail: info@bio-co.com に御連絡ください。
サンプル数が多い場合は、数量に応じディスカウントをさせていただきます。詳細はお問い合せ下さい。
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サービスの流れ |
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必要サンプル条件 |
1. 4X SDS sample bufferを調製します。 |
*4X SDS sample buffer 組成: 250mM Tris-HCl(pH6.8), 8% SDS, 0.08% Bromophenol Blue
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2. 細胞を可溶化します。 |
細胞の可溶化⽅法は以下の組織別⼿法をご参照ください。検体量は分析可否に重要ですので、必要量を必ず守ってください。 すべての試料は常温で可溶化してから 90℃で5分間加熱後、配送に出すまで-20℃以下で保管してください。
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サンプル |
必要試料量 |
可溶化法 |
動物組織 |
20mg以上 |
300ul 1X SDS sample bufferで破砕し、20分以上撹拌します。 |
植物組織 |
0.2g 以上 |
液体窒素による破砕を行った powder 0.2g を、200ul 1X SDS sample buffer に入れ20分以上撹拌します。 |
培養細胞 |
細胞数 2 x 10⁶以上 *1mg程度 |
細胞を遠心分離した後、上層液(培地成分は捨て、ペレットを PBSで2-3回 洗浄し、洗浄液を取り除いたのちに300ul 4X SDS sample bufferで20分以上可溶化します。 |
タンパク質抽出液 |
1mg程度 (Bradford法定量 |
4X SDS sample bufferをサンプル量に合わせて加えてください。 ※200ugで24cm large gelを用いた2-DEを1回実施できますが、以後の質量分析を考慮して1mg程度の量をお送りください。 |
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3. 調整済みのサンプル送付は1.5mlチューブに⼊れて常温でお送りください。 |
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ご注意 |
- 特にご指定のない場合は、pH4-10NLの1次元ゲルと24cmの2次元ゲルを⽤いて解析を⾏いますが、その他のpH rangeのゲ ルも対応可能ですので、事前にご相談ください。
- 染⾊はMALDI-compatible alkaline silver stainingを基本的に⾏いますので coomassie stainingをご希望の⽅はサービス依頼の際にお問い合わせください。(genomic sequencingが出来てない種につきましては後で MS分析のために必ずcoomassie stainingを⾏います)
- 結果によらず、分析を実施したところまでの費⽤が発⽣いたします。
- 塩濃度の⾼いサンプルは泳動パターンが乱れる可能性がございますので、サンプル調製の際にはご注意ください。
- .感染性のあるサンプルは処理の際に確実に不活性化していただくよう、お願い申し上げます。
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細胞、組織、あるいは⽣体物質からリン酸化されたタンパク質のみを特異的に分離·濃縮してリン酸化されたタンパク質体を⼆次元電気泳動分析し、リン酸化タンパク質特異的染⾊をしてリン酸化されたタンパク質体分析を提供するサービスです。
質量分析器を利⽤するリン酸化されたタンパク質分析の問題点の⼀つは、⽣体内に少量しか存在しないため、リン酸化タンパク質分析の際には濃縮(enrichment)する過程を先に⾏う必要があるのですが、⾃社の独⾃的リン酸化タンパク質濃縮技術を利⽤することで効果的なリン酸化分析が可能です。 |
- 本サービスは弊社GENOMINEの技術を利⽤してリン酸化タンパク質を特異的に濃縮することで細胞内の少量リン酸化タンパク質も回収可能性を⾼めることが可能です
- 細胞全体あるいは組織分画タンパク質からリン酸化タンパク質特異的濃縮が可能です
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STEP1. Phosphoprotein enrichment
Phos-Pro™ kit(Genomine)
STEP2. 1st dimensional IEF
12cm length and non-linear IPG strip
Broad range(pH4-10), 2unit or 3unit ranges
(pH4.5-6.5 / pH4-7 / pH6-8 / pH6-9)
STEP3. 2nd dimensional SDS-PAGE
12cm x 10cm x 1mm/ 10-16% gradient gel
STEP4. Multiple Staining
Pro-Q™ Diamond phosphoprotein staining (Detection limit 1ng/spot)
Colloidal Coomassie G-250 staining (Detection limit 1ng/spot)
STEP5. Image Analysis
Differential display & Comparative analysis
STEP6. Mass Analysis
Phosphoprotein or Phosphopeptide Site Determination
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リン酸化タンパク質を濃縮するためのPhosProテクノロジーの例 |
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サービスの詳細 |
サービス番号 |
サービス名 |
価格(税抜き) |
納期(営業⽇) |
P8010 |
Phosphoprotein staining service (SDS-PAGE) |
¥89,800 |
7~10 |
P8011 |
Phosphoprotein staining service (2-DE Gel) |
¥98,800 |
7~10 |
P8020 |
Phosphoprotein identification by PMF |
¥21,600 |
10~14 |
P8030 |
Phosphopeptide identification by PSD |
¥31,000 |
10~14 |
P8040 |
Phosphorylation site determination by CAF sequencing |
¥56,400 |
10~14 |
P8050 |
Phosphoprotein enrichment plus Service item1 |
¥107,800 |
7~10 |
P8060 |
Phosphoprotein identification by LC-MS/MS |
¥87,000 |
10~14 |
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※納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。 お見積りは株式会社バイオ (www.bio-co.com) /mail: info@bio-co.com に御連絡ください。
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サービスの流れ |
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ウエスタンブロッティング(Western Blotting)分析のために2-DE分析済みのゲルタンパク質をPVDF(Polyvinylidene difluoride)メンブレンに転写作業段階までの進⾏です。 |
サービスの詳細 |
サービス番号 |
サービス名 |
価格(税抜き) |
納期(営業⽇) |
B8010 |
Membrane blotting with 2-D gel (8cm IPG strip) |
¥114,000 |
8~12 |
B8011 |
Membrane blotting with 2-D gel (12cm IPG strip) |
¥116,500 |
8~12 |
B8012 |
Membrane blotting with 2-D gel (24cm IPG strip) |
¥119,920 |
8~12 |
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*納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。 |
サービスの流れ |
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MALDI-TOF分析を通してタンパク質同定結果を提供したり、タンパク質伝写後の変形(PTM, Post Translational Modification)に対する質量分析の結果を提供するサービスです。また、質量分析器を通してのタンパク質および多様な分⼦量の物質に対する分⼦量測定結果を提供します。 |
MALDI-TOF MSサービスは、分析完了したゲルからMALDI-TOF機器で検出された peptide massたちを PMF(Peptide Mass Fingerprinting)法を利⽤して database searchによるタンパク質同定をする分析です。その他に2ppm質量精度によって希望物質の分⼦量測定が可能です。 |
分析機器および活⽤
Microflex LRF 20 (Bruker Daltonics)
Ettan MALDI-ToF Pro (Amersham Biosciences)
Detector: Reflector mode
Sensitivity: fmol 範囲
Modification関連のmass検出およびインタクトmassの測定
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サービスの詳細 |
サービス番号 |
サービス名 |
価格(税抜き) |
納期(営業⽇) |
M4010 |
MALDI-TOF MS (PMF) |
¥21,600 |
4~5 |
M4015 |
Whole protein analysis |
¥21,600 |
7 |
M4016 |
MALDI-TOF MS spec modification analysis |
¥43,200 |
7 |
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※納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。 サンプル数が多い場合は、数量に応じディスカウントをさせていただきます。詳細はお問い合せ下さい。
お見積りは株式会社バイオ (www.bio-co.com) /mail: info@bio-co.com に御連絡ください。
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サービスの流れ |
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必要サンプル条件 |
- Gel(2-DE gel or SDS-PAGE gel)を dust-free D.Wによって2~3回 washing後に、分析予定のspot(or band)をコンタミにならないように清潔な道具を使用して直径0.2cm以内でcuttingします。
* できる限り染色されていない部位は除去してください。
- Silver stainingの場合、染色程度が肉眼ではっきり見える見えるくらいのバンドが必要です。
- CBB stainingの場合、肉眼で見える程度であれば分析可能です。
- Cuttingした gelを 1.5ml micro-tubeに入れて常温でお送りください。
* D.W or bufferは入れなくても問題ないです。また、乾燥した bandも可能です。
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ご注意 |
- 銀染色で質量分析サンプルを調製する場合は、試薬にグルタルアルデヒドが含まれていない試薬をご利用ください。
グルタルアルデヒドが入っている場合はタンパク質がゲルに架橋されるため、分析が行えなくなります。
- 電気泳動ゲルからのPMF同定とMALDI-TOF/TOF 同定の場合、 CBB染色では薄く染まる程度、銀染色では明瞭に染まる程度の量が必要です。
- 脱色(destaining)は行わなくても結構です。
- CAF-MALDI sequencing分析と LC-MS/MS MASS分析はCBB染色されたタンパク質バンドが必要です。1バンドのタンパク質量が少ない場合はバンドが複数必要になります。SPOTの場合は最小限 3-4個のスポットをお送りください。
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詳細は、「MS分析用サンプルのご準備に関して」をご参照ください。 |
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納品データ |
MASCOT search result Mass spectrum image |
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MALDI-TOF MS/MS分析を通してタンパク質同定結果を提供したり、タンパク質伝写後の変形(PTM, Post Translational Modification)に対する質量分析の結果を提供するサービスです。また、質量分析器を通してのタンパク質および多様な分⼦量の 物質に対する分⼦量測定結果を提供します。
MALDI-TOF MS/MSサービスは、分析完了したゲルで MALDI-TOF/TOF機器を通して出たmass fragmentation情報を database searchし、タンパク質同定を⾏った結果を提供します。 |
分析機器および活⽤
autoflex® maX (Bruker Daltonics)
Laser: 2 kHz Smartbeam II laser
Mass Resolution: >26,000
Mass Accuracy: 2ppm(internal)
Software: Biotools, Polytools, MALDI Biotyper
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サービスの詳細 |
サービス番号 |
サービス名 |
価格(税抜き) |
納期(営業⽇) |
M4014 |
MALDI-TOF MS/MS |
¥58,000 |
7 |
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サンプル数が多い場合は、数量に応じディスカウントをさせていただきます。詳細はお問い合せ下さい。 ※納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。
お見積りは株式会社バイオ (www.bio-co.com) /mail: info@bio-co.com に御連絡ください。
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サービスの流れ |
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必要サンプル条件 |
- Gel(2-DE gel or SDS-PAGE gel)を dust-free D.Wによって2~3回 washing後に、分析予定のspot(or band)をコンタミになら ないように清潔な道具を使⽤して直径0.2cm以内でcuttingします。
* できる限り染⾊されていない部位は除去してください。
- Silver stainingの場合、染⾊程度が⾁眼ではっきり⾒える⾒えるくらいのバンドが必要です。
- CBB stainingの場合、⾁眼で⾒える程度であれば分析可能です。
- Cuttingした gelを 1.5ml micro-tubeに⼊れて常温でお送りください。
* D.W or bufferは⼊れなくても問題ないです。また、乾燥した bandも可能です。
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ご注意 |
- 銀染⾊で質量分析サンプルを調製する場合は、試薬にグルタルアルデヒドが含まれていない試薬をご利⽤ください。グルタ ルアルデヒドが⼊っている場合はタンパク質がゲルに架橋されるため、分析が⾏えなくなります。
- 電気泳動ゲルからのPMF同定とMALDI-TOF/TOF 同定の場合、 CBB染⾊では薄く染まる程度、銀染⾊では明瞭に染まる程度 の量が必要です。
- 脱⾊(destaining)は⾏わなくても結構です。
- CAF-MALDI sequencing分析と LC-MS/MS MASS分析はCBB染⾊されたタンパク質バンドが必要です。1バンドのタン パク質量が少ない場合はバンドが複数必要になります。SPOTの場合は最⼩限 3-4個のスポットをお送りください。
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詳細は、「MS分析用サンプルのご準備に関して」をご参照ください。 |
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納品データ |
MASCOT search result Mass spectrum image |
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LC-MS/MS分析を通してタンパク質同定結果を提供したり、タンパク質伝写後の変形(PTM, Post Translational Modification)に 対する質量分析の結果を提供するサービスです。また、質量分析器を通してのタンパク質および多様な分⼦量の物質に対する分 ⼦量測定結果を提供します。
LC-MS/MSサービスは,分析完了したゲルでLC-MS/MS⽅法を通して検出したmass fragmentation情報を利⽤してdatabase searchし、タンパク質を同定する分析です。 |
分析機器および活⽤
LTQ Orbitrap XL with ETD System (Thermo Fisher)
Ion source: ESI
Sensitivity: fmol 範囲
Turbo SEQUEST® software
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サービスの詳細 |
サービス番号 |
サービス名 |
価格(税抜き) |
納期(営業⽇) |
M4103 |
LC-MS/MS |
¥60,000 |
10-14 |
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※納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。 サンプル数が多い場合は、数量に応じディスカウントをさせていただきます。詳細はお問い合せ下さい。
お見積りは株式会社バイオ (www.bio-co.com) /mail: info@bio-co.com に御連絡ください。
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サービスの流れ |
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必要サンプル条件 |
- Gel(2-DE gel or SDS-PAGE gel)を dust-free D.Wによって2~3回 washing後に、分析予定のspot(or band)をコンタミにならないように清潔な道具を使⽤して直径0.2cm以内でcuttingします。
* できる限り染⾊されていない部位は除去してください。Silver stainingの場合、染⾊程度が⾁眼ではっきり⾒える⾒えるくらいのバンドが必要です。
- CBB stainingの場合、⾁眼で⾒える程度であれば分析可能です。
- Cuttingした gelを 1.5ml micro-tubeに⼊れて常温でお送りください。
* D.W or bufferは⼊れなくても問題ありません。また、乾燥した bandも可能です。
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ご注意 |
- 銀染⾊で質量分析サンプルを調製する場合は、試薬にグルタルアルデヒドが含まれていない試薬をご利⽤ください。グルタ ルアルデヒドが⼊っている場合はタンパク質がゲルに架橋されるため、分析が⾏えなくなります。
- 電気泳動ゲルからのPMF同定とMALDI-TOF/TOF 同定の場合、 CBB染⾊では薄く染まる程度、銀染⾊では明瞭に染まる程度 の量が必要です。
- 脱色(destaining)は行わなくても結構です。
- CAF-MALDI sequencing分析と LC-MS/MS MASS分析はCBB染色されたタンパク質バンドが必要です。1バンドのタンパク質量が少ない場合はバンドが複数必要になります。SPOTの場合は最小限 3-4個のスポットをお送りください。
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詳細は、「MS分析用サンプルのご準備に関して」をご参照ください。 |
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納品データ |
MASCOT search result Mass spectrum image |
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Gel (2-DE gel 又は SDS-PAGE gel)を DWにて3 回以上洗浄してください。 |
- 分析する spot (又は band) は清潔なカミソリあるいはメスの刃を用いて切り抜いてください。※スポット周辺の余分なゲルは出来るだけ除いてください。
- 切り出したゲル片を1.5mlのエッペンチューブに入れしっかりとフタをしてください。
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※チューブにはバッファーや水などは入れずゲル片だけを入れてください。乾燥させたバンドでも構いません。 |
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注意事項 |
- 分子量 20 kDa 以下の小さいタンパク質は質量分析に適した長さのトリプシン断片が得られない場合があり、タンパク質を同定できない可能性がございます。Mascot search に使用されるトリプシン断片のサイズは 800~3,500 Da です。
- 銀染色で質量分析サンプルを調製する場合は、グルタルアルデヒドが含まれていない試薬をご利用ください。グルタルアルデヒドが入っている場合はタンパク質がゲルに架橋されるため、分析が行えなくなります。
- 電気泳動ゲルからPMF分析を行う場合、最低でもCBB染色で目視できる程度のタンパク量が必要です。バンドであれば1本、スポットであれば2~3個を目安にご提供ください。銀染色で明瞭に見えている場合でも実際にはタンパク質量不足となる可能性もございますので、できるだけCBB染色での確認をお勧めいたします。
- 脱色 (destaining) は不要です。
- 還元処理、アルキル化処理は必要ございません。
- Whole Protein MASS SPEC Analysis のサンプル調製方法につきまして
- バッファー は 100 mM Ammonium bicarbonate を推奨いたします。
- 0.7 mg/mL 以上の濃度のタンパク質溶液(buffer 組成は必ず表記して下さい)を 20μL 以上、1.5 mL のエッペンチューブもしくはネジ式蓋チューブに入れて常温にてご送付下さい。
- タンパク質の分子量は 80 KDa 以下が測定に適しております。それ以上の分子量の場合は、タンパク質の特性によって測定しにくい場合がございます。
- ※塩濃度が 50mM 以上の場合は解析に大きな影響を与えるため、バッファー は可能な限り塩濃度無しでご調製ください。
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*ヒト由来サンプルは提供者のインフォームド・コンセントが得られていることが前提となります。 提供者の個人情報が特定できないようにサンプル名を匿名化して下さい。 |
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サンプル調製方法 |
1. 4X SDS sample bufferの調製
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※4X SDS sample buffer(modified) 組成 (2-mercaptoethanol 不含)
250mM Tris-HCl(pH6.8)
8% SDS
0.08% Bromophenol Blue
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※2-mercaptoethanol, DTT 等の還元剤、urea は必ず不含の状態でお送りください。
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2. サンプル可溶化
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サンプルの可溶化は下記の方法を推奨しております。下記に記載の必要サンプル量は目安ですので、サンプルの種類によってはタンパク質量が不足することもございます。予めご了承ください。
また、下記のすべての試料は常温で可溶化してから90℃で5分間加熱処理後、配送まで -20℃ 以下で保管してください。
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<動物組織>
サンプル量: 80 mg 以上(銀染色の場合は20 mg 以上)
可溶化法: 4 X SDSとして調整した SDS sample Bufferを4倍に希釈し、1 X SDSとしたものを300 µL取って組織に加え、ソニケーターやホモジナイザーを用いて破砕します。
さらに 20 分以上ローテーター等で撹拌し、90℃で5分間加熱します。
<植物組織>
サンプル量: 0.8 g 以上(銀染色の場合は0.2 g 以上)
可溶化法: 液体窒素による破砕を行った植物組織粉末 0.8 g を、200 μl 1X SDS sample buffer に入れ、20 分以上ローテーター等で撹拌しながら可溶化します。
<培養細胞>
サンプル量(細胞数):1 X 107 以上(銀染色の場合は2 X 106以上)
可溶化法: 細胞を遠心分離した後、上層液 (培地成分) は捨て、ペレットを PBS で 2-3 回 洗浄し、洗浄液を取り除いたのちに 300 µL 1X SDS sample buffer で 20 分以上ローテーター等で撹拌しながら可溶化します。
<唾液>
口を水でよく洗ってから、たまった唾液を3回程度捨て、唾液 1 mL(銀染色)~3 mL をチューブに入れて 4x SDS sample bufferを最終濃度 1Xになるように添加して下さい。
唾液サンプルは、血液試料よりも個人差がとても大きく、同一人物の場合でも時間や日にちによって極めて異なる様相となる場合がございます。そのため、疾患マーカーを探索される場合は、正常コントロール群と患者群はそれぞれ最少4人以上をお勧めします。
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3. タンパク質抽出液の調製(動物組織、植物組織、cell などを PBS、TBS など他の buffer solution に よって抽出した場合)
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サンプル量: 1 mg(銀染色)~2 mg 程度 (Bradford 法等で定量して下さい。)
調製法:4X SDS sample bufferを 終濃度が 1x SDS sample buffer になるようにタンパク質抽出液に加え、Vortex で20分間撹拌して調製してください。トータル液量は2mLタンパク質濃度は1mg/mL が理想です。調製後、90℃で5分間加熱を行ってください。配送まで-20℃ 以下で保管してください。※200µgで24cm large gelを用いた二次元電気泳動を1回実施できますが、以後の質量分析を考慮して1mg 程度の量をお送り下さい。
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4.血清、血漿、尿サンプルの調製
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サンプル量: 尿100 µL(銀染色)~1 mL (CBB)。血清・血漿は 100~150 µL(銀染色)~300 µL 程度。
調製法:4X SDS sample bufferを 終濃度が1X SDS sample bufferになるようにサンプルに加え、Vortexで20分間撹拌して調製してください。調製後、90℃で5分間加熱を行ってください。配送まで -20℃ 以下で保管してください。 |
*ヒト由来サンプルは提供者のインフォームド・コンセントが得られていることが前提となります。 提供者の個人情報が特定できないようにサンプル名を匿名化して下さい。 |
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サンプルのご送付 |
処理済みサンプルを1.5mlチューブ (スクリューキャップ) に入れ、常温で下記までご送付下さい。 |
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- タンパク質の同定に至らない場合は販売価格の60%を作業実費として申し受けます。
例)MALDI-TOF MASS による PMF 分析 1検体が未同定の場合 \21,600X0.6=\12,960 を申しうけます。
- サンプルは基本的に御発注者様よりEMSもしくはクーリエサービスにて以下にお送りいただくこととします。
Genomine,INC.
Pohang Techno Park Venture-dong 306, 601 Jigok-dong Nam-gu, Pohang-si, Gyeongsangbuk-do, Republic of Korea 37668
- 当社にサンプルを送られ、当社からGenomine社にお送りする際は以下のアドレスにレターパックや宅配便等にてお送りください。海外クーリエ代金は実費(\10,000~20,000)にて御請求させていただきます。
ただし結果入手が直接送られる場合と比べ1両日遅れることになります。
株式会社バイオ 〒619-0238 京都府相楽郡精華町精華台7-5-1 KICK102
- SDS-PAGE 後のバンド、二次元電気泳動後のスポット、またはタンパク質溶液(Whole Protein MASS SPEC Analysisの場合)は、エッペンチューブもしくはネジ式蓋チューブに入れ、常温または冷蔵にてお送りください。同時に電気泳動写真と切り出した バンド (もしくはスポット) の概略の分子量を記載した資料をサンプルに同封をお願いします。
分子量はタンパク質同定のためのデータベース検索の際に参考に致します。
- 解析検体数により数量ディスカウントを行います。5~10検体:10%OFF / 11~20検体:20%OFF / 21検体以上:30%OFF
- 分析終了後、残存するサンプルがある場合には、6 ヶ月間( Gel の場合は 1 年間)の保管の後に廃棄することを原則とします。
- 株式会社バイオとGenomine社は、プロテオーム解析業務に関し、サンプルの情報に関して守秘義務を負います。
書面での守秘義務契約が必要な際はお問合せ下さい。
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